わが国の伝統音楽の保存・振興・普及に努めることを目的とする、当財団の顕彰事業の一環として平成八年に設立。伝統芸能分野で将来一層の活躍が期待される優秀なアーティストを毎年一名顕彰します。賞金は五十万円。副賞としてDVDを制作し、受賞者の技芸を広く全国に紹介します。
なお本賞は、「日本伝統文化振興財団賞『奨励賞』」として設立致しましたが、第十回の節目を契機に名称を「日本伝統文化振興財団賞」と改めました。
また、副賞として制作して参りましたCDアルバムも映像記録によるDVDに改め、次代を担う受賞者の優れた技芸を、映像によってより広く紹介して参ります。
日本伝統文化振興財団賞の概要
- 受賞者
- 年間1件
- 賞 金
- 50万円
- 副 賞
- 受賞者の演奏によるDVDを制作、その芸を広く紹介するべく関係先に寄贈。
- [選考委員](五十音順)
- 駒井邦夫(元NHK音楽エグゼクティブ・ディレクター)
- 三枝孝榮(元伝統文化放送歌舞伎チャンネル取締役相談役)
- 田中英機(くらしき作陽大学客員教授)
- 野川美穂子(東京藝術大学音楽学部講師)
- 山川直治(邦楽研究家)