日本伝統文化振興財団賞 受賞者

第10回(平成18年・2006年度)受賞者

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藤舎 呂英(とうしゃ ろえい)
《藤舎流囃子方》

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[贈賞理由]
 藤舎呂英は、邦楽の囃子方として近年顕著な活躍をしている。祖父・望月太津市郎、父・藤舎呂浩と代々囃子方の家系に生まれ、宗家藤舎せい子、六世家元藤舎呂船に師事。東京芸術大学音楽学部邦楽科卒業後、藤舎呂英の名を許される。現在、国立劇場「明日を担う新進の邦楽と舞踊」などで囃子を担当。放送、舞台はもとより、洋楽とのコラボレーション、海外公演など積極的に活動の領域を広め、古典を基盤とした新しい音楽の創造に研鑽している。囃子方の職分である、小鼓、大鼓、太鼓といった多岐にわたる楽器全般に優れた才能を発揮し、特に小鼓の技量に高い評価を受けている。また、創作作品の作調で各方面から期待されている。明日の日本の伝統音楽を担う若きアーティストとしての存在は、日本伝統文化振興財団賞「奨励賞」に値するものである。

[プロフィール]

1966年 大阪生まれ。
1974年 祖父・望月太津市郎より手ほどきを受ける。
その後、父・藤舎呂浩に指導を受ける。
1985年 宗家・藤舎せい子師に入門
1989年

東京芸術大学音楽学部卒業
「藤舎呂英」の芸名を許される。

1995年より 国立劇場「明日をになう新進の邦楽と舞踊」の囃子を担当。
2000年 国立劇場にて、一調一管(小鼓、笛)による創作曲、「花」演奏 (初演)。
2003年 千年の聲Vol.8 螺旋曼荼羅2『はるかな空の高みにまで』にて、声明と共演 於 スパイラルガーデン
2004年 アテネ五輪シンクロナイズドスイミング日本代表チーム競技曲、「japanese doll」で、小鼓を演奏。
2005年 「題名のない音楽会」 歌舞伎 meets クラシック に出演。
「平家物語の夕べ」にて、語りと共に、囃子の演奏。(作調)
創作曲 「花」 再演(花柳流舞踊会)
香港にて、四世家元 今藤長十郎の会 出演。

現在、六世家元 藤舎呂船に師事。 鼓のソロ演奏や、琵琶、琴、ピアノ、フルートなどジャンルを越えた、様々な楽器とも演奏活動を行う。又、小学校など学校巡回演奏も、行う。CD製作や学校教材DVDにも多数携わる。