公演情報

中村明一 虚無僧尺八の世界 京都の尺八I 虚空 第15回リサイタル(平成20年度文化庁芸術祭参加公演)

2008年10月28日(火)開催

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午後7時
会場:紀尾井ホール
入場料:3,500円(前売) 4,000円(当日) 全席自由席

出演:中村明一(尺八)
曲目:打波(だは)、心月(しんげつ)、古傳巣籠(こでんすごもり)、虚鈴(きょれい)、霧海箎(むかいぢ)、虚空(こくう)、他。......いずれも京都地方に伝わる虚無僧伝承曲。
主催:オフィス・サウンド・ポット
(03-5374-8373/メールはこちら

後援:日本伝統文化振興財団
中村明一オフィシャル・ウェブサイト
http://www.kokoo.com

公演目的・ひとこと:
 虚無僧の総本山である京都の明暗寺に伝わる曲を中心としたプログラム。京都地方の尺八音楽は、はんなりとした気品を漂わせ、またときに技巧的に研ぎ澄まされて、新鮮な感動と深い心地良さを堪能できます。激しさと緊張感の中に音色の変化の妙が存分に味わえる「打波」、透徹した静謐さに浸る「心月」をはじめ、虚無僧尺八の祖となった僧=覚心が中国から日本に尺八とともに伝えたという言い伝えを持つ「虚鈴」など、作曲家でもある中村明一だからこそできる楽曲分析と、人々に「超絶技巧」と絶賛される研ぎ澄まされたテクニックを駆使し、一尺四寸管から三尺一寸管まで、曲ごとに様々な尺八を用いて、じっくりとお聴きいただきます。(オフィス・サウンド・ポット)