公演情報

下野戸亜弓箏曲リサイタル2008 ~歌と語りによる古典と現代~(平成20年度文化庁芸術祭参加公演)

2008年10月25日(土)開催

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午後4時 会場:紀尾井小ホール 入場料:4,000円(全席指定)

出演:下野戸亜弓(歌・箏)/中島一子(三絃)/西原貴子(篠笛)/草間路代(歌・箏)/山登松和(歌・三絃)
曲目:雲井弄斉/遠野/梁塵箏歌 ~箏・篠笛のための~ (委嘱初演)/熊野

主催:下野戸亜弓(オフィシャル・ホームページ
後援:日本伝統音楽振興会/マザーアース(株)/邦楽ジャーナル(有)/谷珠美邦楽研究グループ/NPO法人三曲合奏研究グループ/日本伝統文化振興財団
問合せ:日本伝統音楽振興会(03-5969-8159)/下野戸亜弓(027-252-5120)

公演目的・ひとこと:
 日本の伝統音楽である山田流箏曲の特色は、能や江戸浄瑠璃などの語り物の要素を巧みに取り入れた箏歌(ことうた)にあります。それは歌と語りによる言葉の音楽であり、邦楽の声楽面におけるさまざまな魅力と可能性を持ち合わせています。そこで今回は、古典作品から八橋検校作曲「雲井弄斎(くもいろうさい)」と山田検校作曲「熊野(ゆや)」を、現代の作品からは柳田国男の「遠野物語」よりテキストを用いた唯是震一作曲「遠野」、そして今様歌謡集「梁塵秘抄」から川崎絵都夫氏に書き下ろしていただいた新作初演「梁塵箏歌(りょうじんことうた)」を含め、全4曲を演奏致します。
 古典から現代へと歌い継がれる音楽、そして現代に息づく歌曲の魅力をたっぷりとお楽しみください。(下野戸亜弓)