公演情報

深海さとみ箏・三絃リサイタル―古典を現代にⅥ―

2007年11月30日(金)開催

fukami.jpg午後7時開演
会場:紀尾井ホール
入場料:4,000円

出演:歌・箏・三絃=深海さとみ、唄=西垣和彦、笛=中川善雄、歌・箏・十七絃=深海合奏団 他
曲目:深海さとみ箏替手手付:根曳の松、肥後一郎:神楽舞─箏曲「石橋」との対話、合奏協奏曲「六曲一双」、深海さとみ構成:新娘道成寺

主催:深海さとみ
問合せ:日本伝統音楽振興会(03-6824-3336)
後援:(財)日本伝統文化振興財団

公演目的・ひとこと:
 今日の古典箏曲の多くは、元来三絃曲であった地歌に、後に様々な検校たちが箏の「手付け」をすることにより広く演奏され有名になった作品が数多くあります。しかしそれらの作品も時代を経た今日ではなかなか一般には難しく、箏曲普及阻害の一因になっているように思います。私は、2000年より5回にわたり「古典を現代に」とのテーマでリサイタルを開催、古典そのものを生かしながら、合奏、合唱等の音楽的な発展を試みるべく、自ら多くの古典曲に「手付け」及び作曲を行う一方、古典をテーマに作品を委嘱、発表をしてまいりました。
 今回のリサイタルでは、古典をテーマに自らの手付け、作曲を2曲、委嘱作を2曲取り上げ古典作品の音楽的な魅力を表現致したいと思います。(深海さとみ)